2026年3月に新EP「MUNASHI」をリリースし、同月21日に大阪・Studio246 JUSO Lスタジオでの復活スタジオライブを行ったThe DARARS。2011年の解散から15年ぶりの活動再開だが、これから彼らの音楽に初めて触れる人のために、バンドの基本情報と聴きどころを整理した。
基本プロフィール
- バンド名: The DARARS
- 編成: 4人組ロックバンド
- 結成: 2007年
- 解散: 2011年
- 活動再開: 2026年
- 公式サイト: thedarars.com
- 公式X: @The_DARARS
メンバー
| 名前 | パート | 拠点 |
|---|---|---|
| 高木 | Dr(ドラムス) | 東京 |
| 大塚 | Ba, Vo(ベース、ボーカル) | 大阪 |
| 平井 | Vo, Gt(ボーカル、ギター) | 東京 |
| 伊藤 | Vo, Gt(ボーカル、ギター) | 沖縄 |
現在の4人は、東京・大阪・沖縄の3都市に分かれて暮らしている。バンド活動の多くはリモートで進められており、同じ空間で作業する機会は限られる。このメンバー間の物理的距離が、現在のThe DARARSの音作りを特徴づける要因の1つとなっている。
最新作EP「MUNASHI」(2026)
2026年3月16日にリリースされた、活動再開後最初のEP。全4曲・約20分のコンパクトな構成。
- Nice Lunch!! — EPの冒頭を飾るミドルテンポのリードトラック。軽やかなギターリフが印象的。ミュージックビデオも公開中。
- bank3 — 低音が印象的な1曲。ポストロック的アプローチ。
- ダウジング — 日本語詞の静謐なナンバー。アコースティックな質感とノイズの対比。
- newscrap — フィードバックと反復リフで構成された実験的な終曲。
Apple Music、Spotify、YouTube Music等の主要ストリーミングサービスで配信中。
「Nice Lunch!!」MV
EPのリードトラック「Nice Lunch!!」のミュージックビデオが公開中。バンドの公式YouTubeチャンネルから視聴可能。新作に初めて触れる人は、まずMVから入るのもおすすめだ。
復活スタジオライブ(2026年3月21日)
新EPリリースから5日後、2026年3月21日(土)に大阪・Studio246 JUSO Lスタジオにて復活スタジオライブを実施。活動停止から約15年ぶりとなる全員集結の1夜となった。詳細はニュースの当日レポートを参照。
どんな音楽か
現在のThe DARARSの音楽は、大まかに以下のような要素で構成されている。
- 反復するけど、同じではないリフワーク
- 低音の設計が緻密なベースライン
- ノイズとメロディが共存するギターの質感
- 3人が場面で歌い分ける複数ボーカル体制
- 英語詞と日本語詞の混在
- EPというコンパクトな形式への適応
ジャンル分類では「ロック」「ポストロック」「シューゲイザー」といったラベルで語られうるが、どれか1つに収まるバンドではない。
どう聴き始めればいいか
これから彼らの音楽に触れる人への順序提案。
- まず「Nice Lunch!!」のMVで視覚と音を同時に体験する
- EP「MUNASHI」全4曲を通して1度聴く(20分弱)
- それぞれの曲を単独で繰り返し聴く
- メンバー別インタビュー(インタビュー一覧)で各パートの視点を知る
- EP全体をもう一度通して聴く(初回とは違う解像度で聴けるはず)
今後の活動
フルアルバムやツアー等、今後の展開については現時点では未発表。最新情報は公式サイトおよび公式X (@The_DARARS) で随時発信されているので、関心のある方はフォローしておくと良いだろう。
まとめ
The DARARSは、15年の沈黙を経て、慎重に、丁寧に活動を再開した4人組バンドだ。派手な演出やマスプロモーションに頼らず、音源とライブという基本に立ち返った活動スタイルは、音楽の核心に向き合うリスナーにとって十分に魅力的だろう。
EP「MUNASHI」の4曲は、まさに「いまのThe DARARS」そのもの。20分弱のこの小さな作品から、ぜひ入り口を見つけてほしい。
