mF247 Powerd by niwango エピソード2公開記念 特別メッセージ 丸山茂雄×西村博之(ひろゆき)
「世の中ってもっと速く動いたらいいなぁと」(丸山)「ストーリーって運営側が作らなくても勝手に人が作り出すものなんじゃないかなって・・・」(ひろゆき)

――本日は『mF247 Episode2』を開始するに際し、mF247主宰の丸山さんと、新しくmF247の「管理人」に就任されたひろゆきさんにお越しいただきました。お二人ともお忙しい中ありがとうございます。早速ですが、今までのmF247を第一期だとすると、これからのmF247は第二期に入るわけですが、第一期の総括的な話と、mF247 Episode2を始めるにあたって、なぜひろゆきさんというパートナーを選ばれたのか、そのあたりから伺えれば。

丸山mF247をずっとやってきて、俺はユーザーが一体何を考えているのか結局わからなかったんだよね。わからないから闇雲にやってたわけ。逆に、ひろゆきさんはユーザーのことをよくわかっているから、mF247が見当外れなことやってるって思ってたんじゃない?

ひろゆき(笑)。

丸山やってることが芯食ってねえよなぁ、って思ってたでしょ。

ひろゆきいやいや(笑)。僕もアーティストのことは全然わからないですから。音楽配信サービスって、そもそもネットがどうとか、ユーザーがこうだとか、そういうものより、まず「アーティストありき」じゃないですか。

丸山そうだね。

ひろゆきそういう意味では僕も門外漢なんですよ。

丸山僕らはアーティストじゃなくて「アーティストのそばにいる人」じゃない。昔はレコードを生産するのにべらぼうなお金がかかったから、アーティストが直接アルバム作って売るなんてことは難しかった。リスク取ってアルバムを作ったとしても、そこから先が問題。それお店に持っていって店の親父におべんちゃら言って納品してお金を取ってくるなんてことはアーティストにはできないし。レコード会社が今まで何で偉そうにできたかというと、プレスとか営業とか在庫管理とか、そういうアーティストができない部分を肩代わりしてきたからなんだよ。実際に作品を生み出す作業と比べればレコード会社のしてることなんて大したことじゃないんだけど、アーティストはそういう面倒な部分をレコード会社に任せるしかない。アーティストにとっても、レコード会社は自分たちにお金を運んでくれる貴重な存在だから良好な関係を築けてたわけ。

ひろゆきなるほど。でもそれって現状もあまり構造は変わってないんじゃないですか。インディーズでCDは出しやすくなったけど「円盤を売る」という基本的なところからはあまり移行してない。かといって、ダウンロード販売だけで食ってるインディーズっていないじゃないですか。丸山さんはネットによって音楽業界の構造が変化する速度ってもうちょっと速いと思ってました? それとも「こんなもんだよな」みたいな感じでしたか?

丸山基本的にはいつも「こんなもんだろう」と思ってるよ。だから「世の中ってもっと速く動いたらいいなぁ」と思って、mF247で早めに飛び出したの。ところが、実際に飛び出してみると実態が付いてこないわけだよ。いつも早めに飛び出して、しばらくの間は儲からないから赤字を垂れ流す(笑)。

ひろゆきまぁそうですねえ。プレステ2のときも早かったですもんね(笑)。あれ、ゲーム機というより「ゲームもできるDVDプレーヤー」としてみんな買ってましたからね。

丸山ね(笑)。そういうので赤字こいちゃうわけ。だけど、まぁこれは自分の性格だからしょうがない。で、飛び出した結果生まれたものが技術として成立し始めたときに自分に何が残るかっていうと「あんな早い時期から丸山さんやってましたよね」っていう、新しもの好きユーザーからの賞賛の言葉だけなんだよ。「バカなことやってましたけど、偉かったですよね」っていう。

ひろゆき(笑)。

丸山そういうのが何だかとってもうれしいわけ。だから後先考えず飛び出しちゃうんじゃないかな。

ひろゆきプレステ2みたいに先に飛び出して残り続けたらいいですけど、先にやって無残に散って「昔ああいうのあったよね」っていわれると……。

丸山そうなんだよ。mF247はまさにそれで、今なくなるかどうかのピンチにあるわけじゃない(笑)。飛び出したのはいいけど、消えそうなったところに救世主が現れた。じゃあ今回一緒にやりましょうという話になったわけです(笑)。

ひろゆきよろしくお願いします(笑)。

丸山よろしくお願いします……なんだよね?(笑)。でも実際どうなの? ひろゆきさんから見てmF247は可能性ある?

ひろゆき丸山さんは最初「ネットをみんなが使うようになって、音楽もネットで聴くようになる」と予想して、mF247を始めたわけですよね。で、実際にそういう現象は既に起きてる。CD買うよりiTunes Storeで買ったり、着うたを買っちゃう人は増えてますよね。もうパソコンとかデジタル機器メインで音楽を聴く文化は確実に定着してるけど、アーティストがそういう時代にどう食っていけばいいのかとか、パッケージの位置づけはどうなるのかとか、ビジネスモデルが新しい文化に追いついてないですよね。今はまだそういう過渡期にある段階だと思うんですが、丸山さんはデジタル機器やネットで音楽を楽しむ文化が定着した先に何があるか想像されてました?

丸山うーん。結局、今一番いろいろな部分でネックになってるのは。著作権でしょ。僕がmF247を始めたときも「著作権をフリーにしてもいいんじゃない? そうしたい人はしてもいいよ」的な考え方が基本としてあった。「だってあなた方ものを創っている人は、多くの人に聴いてもらいたいでしょ。それが先だよね?」っていう。僕がネットという新しいテクノロジーを使ってあえて勝負しようと思ったのは「著作権は本来フリーでもいいんじゃないか」という主張があったからですよ。

ひろゆきそうですよね。

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